宇検村の地域おこし協力隊に就任 豪州人のマシューさん

元山村長から地域おこし協力隊の委嘱状を受けるマシューさん(右)=1日、宇検村役場

元山村長から地域おこし協力隊の委嘱状を受けるマシューさん(右)=1日、宇検村役場

 宇検村で6人目となる地域おこし協力隊に、オーストラリア人のマシュー・サイモン・プライドさん(46)が1日、就任した。村役場で元山公知村長から委嘱状を受けたマシューさんは「ずっと宇検村に住みたいと思っていた。宇検村の人はみんな親切。これから村を肌で感じながら世界中に宇検村の良さを発信していきたい」と話した。

  マシューさんは1998年に英会話講師として来日し、日本移住歴22年。在日オーストラリア大使館や関東地域の出版社などでマーケティングを手掛ける職に就いてきた。3年ほど前、東京で宇検村出身者と知り合ったのを縁に同村を3回訪問。地域にほれ込み、今年役場が募集していた地域おこし協力隊に応募した。

  11月25日から芦検集落で暮らし始めたマシューさんは「ただ単なる村の観光PRではなく、『ミスター宇検村』と呼ばれるほど村のことを深く知りたい。村の魅力を肌で感じながら、発信するターゲットや手法を模索していきたい」と意気込みを語った。

  元山村長は、マシューさんの愛称「マット」と呼びながら「すばらしい人材。村民挙げて感謝している。世界自然遺産登録を見据え、インバウンド(訪日外国人旅行)対策としても心強い。『マット兄ぃ』と子どもたちから呼ばれるよう、村民と一緒になって村を盛り上げてほしい」と話した。