宇検村田検、新生児9人に初節句祝う言葉

田検集落で続く初節句の祝い「よろこびのことば」を受けてほほ笑む渡莉子ちゃん(手前)と父・友仁さん(左)、母・聡子さん(右)=4日、宇検村田検(提供写真)

田検集落で続く初節句の祝い「よろこびのことば」を受けてほほ笑む渡莉子ちゃん(手前)と父・友仁さん(左)、母・聡子さん(右)=4日、宇検村田検(提供写真)

 きょう5日は「こどもの日」。宇検村田検集落(70世帯、155人)では毎年、男女の初節句を集落合同で祝う「端午一心会」が開かれる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となったが、各家庭で祝ってもらおうと4日、小田桐傑(たかし)区長(46)が新生児宅を戸別訪問し、賞状「よろこびのことば」を届けた。

 

 端午一心会は集落みんなで大事に子育てをしようと1965年、同集落出身の建築士・故渡武彦氏が創設。「すくすくと育(すだ)て玉黄金(たまくがね)/成長(ふで)て為になれ島ぬ宝」(生まれてきた子どもは島の宝。健やかに育ち島のため、世のために尽くしてほしい)という「よろこびのことば」が、642人の新生児に贈られてきた。

 

 今年は9人に贈呈。来年の端午一心会で、あらためて合同で祝うという。第1子の初節句を迎えた渡友仁さん(35)は長女・莉子ちゃんのうれしそうな表情に安堵(あんど)。「自分も35年前に受けた。娘にも贈られとてもうれしい。合同祝いができないのが残念だが、来年を楽しみにしている」と喜びを語った。