安心して暮らせるまちに 才納さん、古里奄美市へ消防車両

奄美市へ消防指揮車を寄贈した才納さん(右から2人目)=5日、鹿児島市(同市提供)

奄美市へ消防指揮車を寄贈した才納さん(右から2人目)=5日、鹿児島市(同市提供)

 奄美市名瀬出身で鹿児島市在住の才納壽二さん(86)から古里・奄美市へ贈られた消防車両の引き渡し式が5日、鹿児島市であった。寄贈は昨年10月の福祉車両に続き2台目。朝山毅市長から感謝状を受け取った才納さんは「市街地は道路が狭く、災害時の消防活動も大変と聞いている。生まれ故郷に貢献できたら」と話した。

 

 才納さんは鹿児島市で60年以上、衣料品店を経営してきた。島を離れて68年。奄美会活動に熱心に取り組むなど古里への思いは強く、これまでも蓄財を活用して奄美市や大和村へ福祉車両、マイクロバスを贈っている。

 

 新港フェリーターミナルであったセレモニーには大島地区消防組合の野崎浩敏消防長らも参列した。

 

 車両は最新設備を搭載した消防指揮車(1千万円相当)。朝山市長は「(車体に記載された)『いつまでも安心して暮らせるまちへ』という思いを受け止め、安全安心なまちづくりに努力したい」と志に感謝した。