宗猛さんが一日奄美署長

110番の適正利用を呼び掛ける一日奄美署長の宗猛さん=9日、奄美市名瀬

110番の適正利用を呼び掛ける一日奄美署長の宗猛さん=9日、奄美市名瀬

 奄美署は「110番の日」を前に9日、元マラソン選手の宗猛さん(66)を一日署長に委嘱し、奄美市名瀬の大型商業施設で110番適正利用キャンペーンを行った。宗さんは奄美署のマスコットキャラクター・カケルくんとともに店内に立ち、買い物客らに啓発チラシを手渡した。

 

 宗さんは現役時代、ロサンゼルス五輪(1984年)など国内外の大会で活躍し、日本のマラソン界をけん引。現在は旭化成陸上部の総監督を務め、元日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(通称・ニューイヤー駅伝)ではチームを3連覇に導いた。

 

 奄美大島へは、日本実業団陸上競技連合男子長距離マラソンブロック長として、毎年1月に合宿で訪れる。警察の礼服を身に着けた宗さんは「長年お世話になっている奄美へ恩返ししたい」と語った。

 

 同署によると、2017年、県警に寄せられた110番通報は約9万件。うち2割ほどが無言やいたずらなど、不要不急の内容だったという。

 

 大川隆則署長は「110番は相談ではなく緊急ダイヤル。事件事故発生の際はいち早く通報し、警察官の質問に落ち着いて答えてほしい」と求めている。

 

 同署は10日、管内各地で110番適正利用の広報活動を展開する。