官民で外来植物駆除 2時間で3㌧車1台分 奄美市住用川

住用川の河川敷でセイタカアワダチソウを駆除する平良建設の社員ら=5日、奄美市住用町

住用川の河川敷でセイタカアワダチソウを駆除する平良建設の社員ら=5日、奄美市住用町

 奄美市住用総合支所と環境省、平良建設(平良文仁代表取締役)は住用川(奄美市住用町)の河川敷で5日、国が緊急対策外来種に指定しているアメリカハマグルマや、重点対策外来種のセイタカアワダチソウの駆除作業を行った。25人が参加。約2時間の作業で3㌧トラック1台分を取り除いた。

 

 セイタカアワダチソウはキク科の大型多年草で、北米原産。アメリカハマグルマもキク科の多年草で、南米北部原産。いずれも繁殖力が強くて在来の植物の生育に影響を与えている。再生能力も強いため、根から丁寧に引き抜き、種が飛散しないようにビニール袋に入れて処理する必要がある。

 

 参加者は、環境省奄美群島国立公園管理事務所の池上温人自然保護管補佐から、外来種が環境に及ぼす影響や駆除の仕方について説明を受けたあと、駆除作業に取り組んだ。

 

 作業は、平良建設が地域貢献の一環で企画した。中村義文工務課長は「工事現場で草刈りもしているが、外来種の判別が難しいこともあり、苦慮していた。世界自然遺産登録を見据えて、少しでも奄美の環境保護にも役立てられたら」と話していた。