実習生招き春節交流会 ベトナム式乾杯で盛り上がる 沖永良部島

 

ベトナム式の乾杯で盛り上がる交流会の参加者=24日、和泊町のえらぶ長浜館

ベトナム式の乾杯で盛り上がる交流会の参加者=24日、和泊町のえらぶ長浜館

 【沖永良部総局】外国人技能実習生と地域住民との交流会「祝・春節テト交流会in沖永良部島」が24日夕、和泊町のえらぶ長浜館であった。島内の各事業所で研修に励む外国人と地元住民が親交を深め、島の農業を一緒に支えてくれていることへの感謝を伝えようと開催。参加者は歓談したり、島の郷土料理に舌鼓を打ったりして楽しいひとときを過ごした。

 

 イベントは旧正月に合わせた企画として、若手農家らでつくる「エラブネクストファーマーズ」と県沖永良部事務所が共催。外国人はベトナム人30人と中国人2人が参加。両団体や事業所、和泊、知名両町の各関係機関団体の代表らを含む総勢約70人が国際交流を楽しんだ。

 

 主催者あいさつなどに続いて各国料理を紹介。それぞれの円卓には両町生活研究グループ手作りの郷土料理が並び、参加者はベトナム式の掛け声による乾杯で盛り上がりながら、飲食を楽しんだ。参加者はスマートフォンの翻訳アプリも駆使しながら、互いに自己紹介したりしてコミュニケーションを図った。

 

 酒が進むにつれて会場の雰囲気もにぎやかに。数人の実習生らが壇上で歌やダンスを披露すると、他の参加者もつられるように壇上に上がって踊りだし、会場は沸いた。ベトナム人のアインさん(21)は「今は家族と離れ、日本で一人暮らしをしているが、きょうは皆さんと出会えてとてもうれしい。今年も日本語の勉強や仕事を頑張りたい」と話した。

 

 ファーマーズの要秀人代表(37)は「国際交流だけでなく、事業所の枠を超え、同じ国の人同士が仲良く交流できるイベントになってよかった。実習生が楽しんでくれたので大成功」。県沖永良部事務所の新屋博数所長は「今後も実習生がより安心して研修に取り組める環境を地域の皆さんと築いていけたら」などと話した。