専用ダイヤルを一本化 ワンストップで適切な支援へ 性暴力被害者サポートネット

専門のスタッフが相談に応じるフラワーの事務所=8日、鹿児島市

専門のスタッフが相談に応じるフラワーの事務所=8日、鹿児島市

 性暴力に遭った人の相談を受け付ける「性暴力被害者サポートネットワークかごしま」(通称フラワー)が8日、鹿児島市のかごしま犯罪被害者支援センター(県民交流センター内)で相談拠点の運用を始めた。専門のスタッフが電話や面談で対応し、医療機関の紹介や法律相談など適切な支援につなげる。

 

 フラワーは県と県警、かごしま犯罪被害者支援センター、県産婦人科医会の4者が運営している。それぞれが相談を受け付けているが、支援をできる限り1カ所(ワンストップ)で受けられるよう、専用ダイヤルを一本化した。

 

 臨床心理士の資格を持つ相談コーディネーター1人、相談員3人を配置した。離島住民の相談も受け付けており、相談員が現地に出向くこともできる。

 

 警察に被害届を出すかどうか迷っているケースや病院、裁判所への付き添いを必要とするケースにも対応する。被害届を出さなくても治療費の負担を受けられる制度を紹介する。

 

 県の担当者は「警察への連絡をためらっている人もまずは電話してほしい」としている。相談時間は火曜日から土曜日までの午前10時~午後4時(祝日、年末年始を除く)。専用ダイヤルは099(239)8787。