小中高生へ格安弁当販売 全日食チェーン4店舗 徳之島

休校する小中高校生向けに低価格で販売されている弁当とサービスを企画した徳田百貨店の徳田さん=9日、天城町松原

休校する小中高校生向けに低価格で販売されている弁当とサービスを企画した徳田百貨店の徳田さん=9日、天城町松原

 【徳之島総局】新型コロナウイルス感染拡大防止の措置で休校している児童生徒を支援しようと、全日食チェーンに加盟する徳之島内の小売店4店舗は9日から、店内で販売する弁当を低価格で提供するサービスを始めた。企画した天城町松原の合資会社「徳田百貨店」代表社員の徳田太一さん(36)は「サービスを通じて子育て世帯を支援できれば」としている。

 

 サービスを行っているのは同店のほか、徳之島町母間の「フレッシュマートとくやま」、天城町瀬滝の「ガストール永岡」、伊仙町阿三の「スーパー太平」。徳田さんの呼び掛けに賛同した。

 

 徳田百貨店では他店に先行して7日から、弁当・総菜コーナーの一角に専用スペースを設け、午前10時半ごろから休校している小中高校生向けに「おにぎり弁当」とカレーを各100円(税込み)で販売している。残る3店舗でも徳田百貨店と同様の100円弁当のほか、各種弁当を定価から100~200円引きするサービスを行っている。

 

 新サービスは児童生徒の保護者から好評で、徳田代表は「休校措置が終了するまで続けたい」と意欲を示す。だがサービスの採算面は赤字。いつまで継続するか不透明な休校期間に懸念があるという。

 

 4店舗はいずれも店内で弁当を調理しており、「傷があったり、大きすぎたりして売り物にならない規格外品でも食材としてはありがたい。みんなで一緒に助け合って、子どもたちに食事を届けられれば」と地元農家へ協力も呼び掛けた。

 

 食材提供や販売などに関する問い合わせは各店舗へ。