屋仁川人気店が弁当50食、即完売 名瀬の飲食店応援企画、10店参加

人気店の味を求めて行列ができた弁当販売会場=5日、奄美市役所

人気店の味を求めて行列ができた弁当販売会場=5日、奄美市役所

 コロナ禍で苦境に立たされている奄美市名瀬の飲食店を応援する弁当販売会が5日、奄美市役所であった。飲食店街「屋仁川」の人気店の味をランチで楽しもうと市職員や市民が行列をつくり、用意した50食は10分で完売した。

 

 呼び掛け人は奄美市名瀬でみその製造・販売を手掛ける有限会社ホートクの深佐太郎代表(45)。「コロナ禍で利用客が減った屋仁川を応援したい」との思いで市の協力を得て実施した。呼び掛けに応じた屋仁川地区の10店舗のテークアウトメニュー計50食を販売した。

 

 販売価格は500~1200円台。お目当ての店の味を求める職員らが列をつくった。男性職員は「感染拡大防止のために屋仁川にしばらく行っていないのでお気に入りの店の味を楽しめるのはありがたい。定期的に利用できるようになってほしい」と笑顔を見せた。

 

 今回は試験的に有志で集荷・販売を担当した。今後は市役所のほか、医療施設などまとまった注文ができる事業所のランチ、夜食への配達を想定しているという。深佐代表は「集荷と販売をどうするかなどの課題もあるが、需要は予想以上」と手応えを感じた様子、「飲食店と同様に苦境にあるタクシー、運転代行業者と連携して応援につなげたい」との展望も語った。