屋仁川駐車場にバナナ実る 職員が鉢植え2年育む 「街中でも植物育てたい」

屋仁川駐車場に実った鉢植えのバナナと濱元さん=8日、奄美市名瀬

屋仁川駐車場に実った鉢植えのバナナと濱元さん=8日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の屋仁川駐車場(指定管理者㈱まちづくり奄美)に、鉢植えの島バナナが実り、利用者の目を和ませている。育てた職員の濱元育郎さん(61)は「街中でも植物が植えられる環境を増やしたい」と植栽。思いが結実した。

 濱元さんは駐車場の空きスペースを利用し2017年秋に鉢植えでバナナ栽培の挑戦。1日2回の水やりと無農薬肥料をたっぷり注ぎ、毎日大事に育てた。大敵は台風。毎回強風が訪れると、近所のビルから協力を得て台車で鉢を避難させた。

 7株のうち、結実したのは一番最初に植えた1株。現在、1房に5本ずつ、4房実っている。駐車場の利用客からの反応も上々。濱元さんは「初めて実を見たときは人生で一番うれしかった。バナナはお客さんに食べてもらいたい」と笑顔を見せた。