島ごとにコロナ警戒レベル設定 奄美5島

 

 島での新型コロナウイルス感染者の発生状況に応じて住民や事業者の行動指針、公共施設の対応などを定めた「コロナ警戒レベル」が25日までに、奄美群島5島それぞれで設定された。警戒レベルの設定は住民生活の安全安心の確立などが目的。コロナ対応の参考にするよう島民に活用を呼び掛けている。

 

 警戒レベルは奄美大島5市町村が他島に先駆けて7月に設定。同月末に開かれた奄美群島市町村長会で取り組みが紹介され、奄美大島以外の4島でも、島ごとに警戒レベルを設定し、運用することを申し合わせた。

 

 警戒レベルは奄美大島、喜界島、徳之島、与論島が5段階、沖永良部島のみ4段階に設定。現在は5島とも2週間以上島内での感染者は確認されておらず、沖永良部島は「警戒レベル2」、他4島は「3」の状態となっている。

 

 警戒レベルは奄美大島をモデルに他4島も設定したが、7月に島内で集団感染が発生した与論島は、「住民が心掛ける行動目安」「公共施設などの対応想定」のほか、「経済活動の目安」も項目に加えた。

 

 与論町総務企画課は「町民の外出自粛や事業者などの営業自粛、旅行者の来島自粛などの『解除時期の目安』も分かるようにした」としている。

 

 島ごとの警戒レベルの住民への広報は地元新聞社も協力。南海日日新聞社は今後、5島それぞれの警戒レベルの状態を毎日の紙面(第2社会面)に掲載予定。