島食材の魅力味わう 10周年で試食イベント 奄美ティダの環 奄美市

作り手一人一人がこだわりや思いを紹介した試食会=22日、奄美市名瀬

作り手一人一人がこだわりや思いを紹介した試食会=22日、奄美市名瀬

 NPO法人・奄美ティダの環(平田暉子理事長、会員61人)の設立10周年記念イベントが22日、奄美市名瀬のAiAiひろばであった。地場産食材を使った創作メニューと郷土料理の試食会を企画。味付けや彩り、盛り付けにこだわった心尽くしのもてなしに、来場者は島食材の魅力や可能性を実感した。

 

 ティダの環は女性目線のものづくりで地域の活性化につなげようと、2008年に任意団体として発足した。09年3月に法人化。

 

 衣・食・住(農)の3グループに分かれ、手作り小物や郷土食材を使った商品開発に取り組んでいる。16年6月には名瀬小浜町に常設店舗を開設した。

 

 記念イベントの試食会は、南海日日新聞の新年号企画で実施した昨年12月の初回に続く、第2弾。今回は来賓にも広く声を掛け、会員を含む50人余りが出席した。

 

 平田理事長は「ものづくりを通して会員の絆が深まり、社会とのつながりも深まった。活動が地域活性化に役立っていたら幸い」とあいさつした。

 

 テーブルにはターマン(タイモ)コロッケ、アッタドコネ(有良ダイコン)の切り干し煮物、なりがゆなど約30品が並んだ。ハンダマの鮮やかな紫を生かしたちらしずしや豆腐も好評。スモモ入り豆ご飯やすしは、来場者から果実の活用方法に驚きの声が上がった。

 

 来場者の一人は「カラフルで体に優しい味付け。女性のパワーを実感した」と話した。

 

 午前中には籐(要ルビ・とう)製品などを販売する「第16回奄美ティダの環市」が催され、多くの来場客でにぎわった。