徳之島町亀徳で「武洲丸」犠牲者を慰霊

慰霊碑前で犠牲者の冥福を祈る遺族ら=23日、徳之島町

慰霊碑前で犠牲者の冥福を祈る遺族ら=23日、徳之島町

 太平洋戦争中に米軍潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した疎開船「武洲丸」の犠牲者を慰霊する「平和の夕べ」が23日、徳之島町亀徳のなごみの岬公園の慰霊碑前であった。島内の遺族や有志ら約50人が参加。戦後70年の節目を迎えて、恒久平和への誓いを新たにした。武洲丸と平和を考える会(幸多勝弘会長)主催。同会と遺族会の共催で2010年まで慰霊祭が行われていたが、遺族の高齢化に伴い「平和の夕べ」に改称された。武洲丸は本土に向けて航行中の1944年9月25日、十島村中之島沖で米軍潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没。徳之島町亀徳、井之川、山、尾母集落の学童や女性ら148人が犠牲になった。