徳之島町新成人アンケート

郷土の将来へアンケートに協力した新成人ら=2日、徳之島町生涯学習センター

郷土の将来へアンケートに協力した新成人ら=2日、徳之島町生涯学習センター

 徳之島町教育委員会は9日までに、2日に同町で行われた成人式の出席者を対象に実施した新成人アンケートの結果をまとめた。回答した107人のうち、104人(95・3%)が「徳之島に生まれたことを誇りに思う」と答え、「将来徳之島に住みたい」と回答した人は43人(40・2%)と4割を占めた。徳之島の将来についての自由意見では、子育て支援、交通手段の充実、自然保護などを求める意見があった。

 

 アンケートの調査項目は、将来の居住地や伝統文化の保存継承などに関する19項目。本年度の新成人対象者141人のうち、2日に町生涯学習センターであった成人式の出席者107人全員(男58人、女49人)が回答した。

 

 現在の居住地は島内を除く県内が最も多い31人(29・0%)。次いで関西23人(21・5%)、島内20人(18・7%)、関東13人(12・1%)など。学生は67人(62・6%)、就職している人が37人(34・6%)だった。

 

 将来の居住地については、「徳之島に住みたい」が前年比3・8ポイント増の40・2%。「徳之島以外に住みたい」は同8・5ポイント減の12・1%(13人)だった。

 

 伝統文化の継承などに関しては、島口を「話せない」が46人(43・0%)、「分かるけど話せない」が20人(18・7%)と合わせて半数を上回った。全体で95人(88・8%)が「島口を伝承・保存したほうがいい」と答えた。

 

 郷土芸能の伝承・保存は94人(87・9%)が「伝承したほうがいい」と回答。闘牛については、90人(84・1%)が「島の観光・振興に役立つと思う」と答えた。

 

 徳之島の将来に関する自由意見では、「もっと子どもたちの医療などについて考えて」「就職で県外に行く若者が増えている」と現状を懸念する声があり、「職(仕事)を増やせないか」「島口、自然を残す」「みんなが元気に生きていける島に」など地域への期待や要望があった。