徳之島高校総合学科が学習発表会

1年間の学習成果を発表した徳之島高校総合学科学習発表会=31日、徳之島町文化会館

1年間の学習成果を発表した徳之島高校総合学科学習発表会=31日、徳之島町文化会館

 県立徳之島高校総合学科の学習発表会が1月31日、徳之島町文化会館であった。同学科の1~3年生の代表者が登壇し、徳之島の農産物を使った新商品開発や観光プランなどについて発表し、農業振興や観光による地域活性化へ意欲を示した。

 

 ホールで行われた発表会は、2年の器楽選択者による合奏で幕開け。1年生が将来の夢などを紹介するライフプランを発表した。3年生の課題研究報告では、パパイアを使った加工食品開発や食事から効率的にタンパク質を摂取する方法、地場産食材を活用し、アレルギーが出ないオリジナルピザの開発などを紹介した。

 

 生物生産系列の生徒4人はコーヒーの育苗について発表した。昨年5月からコーヒー4品種の種をまき、発芽率や生育状況を検証。インドネシア産の2品種は発芽率が3~4%にとどまった一方、ブラジル産のトーバジオ種は最も高い84%が発芽したことから「種まきの方法見直しを含め、品種の厳選が必要」と述べた。

 

 情報ビジネス系列の生徒7人は「闘牛」、「ファミリー」、「外国人」に特化した徳之島を満喫する2泊3日の観光プランを紹介。観光客増への課題として主要都市からの航空路線直行便がなく、外国人対応が進んでいないことを挙げ「LCC(格安航空会社)の誘致や地域通訳士の育成で課題解決を図るためにも、徳之島3町の協力が必要」と訴えた。

 

 会場ロビーでは絵画や書道、写真などの作品展示もあり、保護者らが詰め掛けた。