徳之島3町に警戒本部/キビ作は潮風害を心配

 徳之島3町は10日午後5時までに、それぞれ災害警戒本部を設置。防災無線などで防風、高波への警戒や農作物対策を呼び掛けた。基幹作物のサトウキビの生産農家には、相次ぐ台風襲来による被害拡大への不安が広がっている。
 徳之島町は同日正午に災害警戒本部を設置。午後1時に町内全域の5204世帯、1万1514人を対象に避難準備情報を出すとともに、町内10カ所に避難所を開設した。防災無線で防風、高波への警戒や、防風ネットの設置など農作物の保護対策を呼び掛けた。同日午後6時現在、3カ所に7世帯9人が自主避難している。
 伊仙町は同日午前10時半に災害警戒本部を設置。防災無線で早めの避難などを呼び掛けた。天城町は同日午後5時に災害警戒本部を設置するとともに、町内13カ所に避難所を開設。町内放送で台風情報への注意を呼び掛けた。
 台風18号の通過によって、島内全域で潮風害によるサトウキビの生育への影響が懸念される中、伊仙町のサトウキビ生産農家の男性(48)は「18号は雨が降らず潮風害がひどかった。今度の台風はもっと心配だ。二つの台風の影響で、大きな被害になるのではないか」と語った。