恒久平和の誓い新た 奄美市笠利町

焼香して戦争犠牲者を追悼する参列者=16日、奄美市笠利町

焼香して戦争犠牲者を追悼する参列者=16日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町の第114回招魂祭式典が16日、笠利農村環境改善センターであった。遺族や来賓ら約100人が参列。戦争で犠牲になった596柱を追悼し、平和の尊さをかみしめた。

 

 同センターのある太陽が丘総合運動公園の招魂碑には、太平洋戦争などで戦死した軍人や軍属587柱と、本土の軍需工場に動員された女子挺身(ていしん)隊9柱が祭られている。

 

 黙とうに続き朝山毅市長が「戦争を知らない世代が約8割を占める時代になった。今日の平和と繁栄は多くの犠牲と国民のたゆまぬ努力の上に築かれていることを忘れてはならない」と式辞。

 

 笠利町遺族会の丸田一仁会長は「最愛の人を亡くし、断腸の思いで過ごしてきた。この悲劇を二度と繰り返さないよう平和を訴え続けなければいけない」と強調した。

 参列者は次々と焼香して鎮魂の祈りをささげるとともに、恒久平和の誓いを新たにした。