恒久平和へ誓い新た 伊仙町戦没者合同追悼式

戦没者の冥福を祈った合同追悼式=26日、伊仙町伊仙

戦没者の冥福を祈った合同追悼式=26日、伊仙町伊仙

 伊仙町の戦没者合同追悼式が26日、同町の義名山神社の慰霊碑前で行われた。遺族や町の関係者ら約60人が参列し、戦争の犠牲となった498柱のみ霊を慰め、恒久平和への誓いを新たにした。

 

 神事に続いて大久保明町長が慰霊の言葉で「現在の日本の平和と発展は、尊い犠牲の上に築き上げられたことを決して忘れてはならない。過去の悲惨な戦争の教訓を風化させることなく次世代に語り継ぎ、世界の恒久平和の確立に向けて戦争の惨禍を繰り返すことのないよう誓いを新たにする」と力を込めた。

 

 伊仙町遺族会の嶺津太郎会長(74)は「最愛の肉親を失ったことは、私たち遺族にとって永遠に忘れることのできない深い悲しみであり痛恨の極み。犠牲となった皆さまが生を受けた伊仙町に住んでよかったと言えるよう、より一層努力していくことを誓う」と追悼の言葉を述べた。

 

 遺族らの代表が玉ぐしをささげて慰霊碑に手を合わせ、戦没者の冥福を祈った。