情報不足に不安の声 コロナ対策で情報共有 瀬戸内町の福祉施設

福祉施設での新型コロナウイルス対策の現状と課題を確認した情報共有会=5日、瀬戸内町きゅら島交流館

福祉施設での新型コロナウイルス対策の現状と課題を確認した情報共有会=5日、瀬戸内町きゅら島交流館

 瀬戸内町の高齢者や障がい者の福祉施設関係者を集めた新型コロナウイルス感染症対策の情報共有会(町保健福祉課主催)が5日、町きゅら島交流館であった。46人が参加。町の感染状況や各施設での対策を確認し、課題を出し合った。参加者からは「情報が少なく、判断に迷う」「職員が感染した場合の対応はどうするか」などさまざまな不安の声や意見が出された。

 

 会合は4月から始めて4回目。今回は町内での新型コロナウイルスの感染者確認を受けて急きょ招集して開催した。

 

 鎌田愛人町長はあいさつで「事業所内で新型コロナ感染者が出ると、利用者の重篤化やクラスター(感染者集団)発生など、大変厳しい状況が予想される。町の現状と今後の方向性について情報を共有する中で、町民一丸となり難局を乗り越えていかなければならない」と呼び掛けた。

 

 町保健福祉課が新型コロナウイルス対策に対する国の制度の臨時的な取り扱いや支援策、これまでに構築した感染者が発生した場合の対応の流れなどを説明。後半は訪問、通所など各サービス種別ごとにグループワークを行い、サービス継続に向けた課題や事業所を超えた協力の可能性などを話し合った。

 

 「うその情報が多く、利用者も動揺している。心のケアが必要」「情報がなくてやみくもに怖がっている。正しい情報がほしい」などと情報不足に対する意見が最も多く、町保健福祉課の眞地浩明課長は「情報不足で困っていることは十分承知している。われわれも少ない情報の中で判断している。各事業所で迷ったり悩んだりしたときはぜひ相談しながら、共に知恵を出し合い対応したい」と応じた。