愛加那のギハ3代受け継ぐ

愛加那が西郷隆盛から贈られたギハを受け継ぐ牧さん=3日、奄美市名瀬

愛加那が西郷隆盛から贈られたギハを受け継ぐ牧さん=3日、奄美市名瀬

 西郷隆盛が奄美大島で暮らした妻・愛加那のギハ(銀箔、かんざし)を受け継ぐ人がいる。遠縁に当たる奄美市名瀬の牧雅彦さん(59)。言い伝えによると、ギハは鹿児島に戻った西郷が串木野の職人に作らせ、愛加那へ贈ったとされる。牧さんは「西郷が手に取って触ったものと考えると感慨深い。どんな気持ちであげたのだろうか」と思いをはせている。西郷は1859(安政6)年から約3年間、龍郷町に潜居。愛加那との間に菊次郎、菊草の1男1女をもうけた。