感染予防「うちわ」10万枚製作 奄美大島、宿泊施設通し来島客へ

市職員からうちわを受け取るホテル従業員(右)=30日、奄美市名瀬

市職員からうちわを受け取るホテル従業員(右)=30日、奄美市名瀬

 奄美大島5市町村はこのほど、来島客へ新型コロナウイルスの感染防止対策を呼び掛けるうちわ10万枚を製作した。30日、奄美市名瀬のホテルウエストコート奄美で贈呈式があり、奄美市から6千枚のうちわが同ホテルへ手渡された。

 

 うちわには5市町村の観光名所がプリントされ、裏面で▽人との距離を空ける▽マスクの着用▽小まめな手洗い│の3項目の感染防止策を取るように呼び掛けている。奄美市は31日までに市内の宿泊施設約150カ所に計6万枚を配布する。

 

 同ホテルの男性従業員は「お客さまの中には検温やマスク着用をしない人もいるが、われわれから無理にお願いはできない。うちわで協力をお願いするのは良い方法」と評価。政府の進める「Go To トラベル」キャンペーンについては「現在宿泊しているのは以前から予約していたお客さまがほとんど。キャンペーンの影響はまだない」と話した。

 

 奄美市健康増進課は「うちわなら暑さ対策にもなり、手にする機会も多く目につきやすい」と意図を説明し、「宿泊施設はこれまで通り感染防止対策を徹底した上で来島客をもてなしてほしい」と協力を求めた。