感染収束と子らの笑顔願い 瀬戸内町で花火、保護者が企画

新型コロナウイルスの収束と子どもたちの笑顔を願い、打ち上げられた花火=1日、瀬戸内町古仁屋(森直弘さん提供)

新型コロナウイルスの収束と子どもたちの笑顔を願い、打ち上げられた花火=1日、瀬戸内町古仁屋(森直弘さん提供)

 瀬戸内町の古仁屋漁港で1日夜、新型コロナウイルス感染の早期収束と、子どもたちの笑顔を願う花火が打ち上げられた。町内の未就学児を持つ保護者が「コロナに負けるな! 瀬戸内こども花火大会実行委員会」を結成して企画。20発の大輪の花火が大島海峡の夜空を彩った。

 

 実行委は古仁屋小学校付属幼稚園、信愛幼稚園、古仁屋高丘保育所、瀬戸内教会かな保育園の保護者で構成。町内外の企業から寄付を募り、鹿児島市の南国花火製造所が協力した。

 

 花火の打ち上げは午後8時にスタート。会員制交流サイト(SNS)やコミュニティーFM、防災行政無線などでこのイベントを知った住民は、ソーシャルディスタンス(社会的距離)に配慮しながら、海岸や自宅から花火を楽しんだ。

 

 例年同町みなと祭りで開催される花火大会は今年、新型コロナの影響で中止が決まっている。保護者からは「今年は花火を見ることができないと思っていたので、見られてうれしい。娘に浴衣を着けさせることができた」と喜びの声が聞かれた。

 

 実行委員の一人は「加計呂麻島でも、花火を見るために古仁屋市街地が見える場所に足を運んでくれた親子がいた。想像以上に喜びの声が届いている。たった5分間の企画ではあったが、やって良かった」とほっとした様子だった。