戸口地区の「夢マップ」作成へ 県ふるさと探検隊

地域の課題解決や魅力アピールの具体策を語り合った住民ら=16日、龍郷町戸口

地域の課題解決や魅力アピールの具体策を語り合った住民ら=16日、龍郷町戸口

 住民が集落点検やワークショップを通して地域の課題や長所を拾い出し、まちの将来像構築を図る「ふるさと探検隊」(鹿児島県主催)の第2回ワークショップが16日、龍郷町の戸口地区であった。前回見つけた改善点などを再確認して解決方法を模索。今後は意見を基に理想の地域像を描いた「夢マップ」を作成し、地域に掲示する。

 

 同事業は地域活動の活性化や地域課題について官民で情報を共有することなどが目的。1994年に県内各地で始まった。戸口地区は10月6日に1回目を実施し、2班に分かれて集落点検を行った。

 

 この日は住民21人が参加。前回見つけた課題を基に、将来の地域づくりに向けて▽誰が▽いつ▽どのようにーなど具体的な解決策について意見を出し合った。

 

 災害避難場所でもある厳島神社については「由緒ある場所で魅力の一つ」という長所のほか「高台までの道が整備されていない」「鳥居の塗装がはげてしまっている」などの課題が提出された。

 

 ワークショップでは住民から「塗装は有志でできる」「道路整備は行政に依頼したい。夜間避難に備え街灯もほしい」「灯篭型の明かりなら雰囲気を壊さず魅力が増すのでは」などさまざまな提案があった。

 

 県は来年3月末までに住民の意見を整理して地域の将来像を具体化した「夢マップ」を作成し、戸口地区の各公民館に掲示するとしている。担当者は「住民が主体となった魅力あるまちづくりに生かしてほしい」と話した。