手水舎が完成 未来志向、自動給水に 高千穂神社

係者らが手水舎の完成を祝った竣工祭と自動給水式を採用した水栓=3日、奄美市名瀬の高千穂神社

関係者らが手水舎の完成を祝った竣工祭と自動給水式を採用した水栓=3日、奄美市名瀬の高千穂神社

奄美市名瀬の高千穂神社(黒木正和宮司)で3日、移転改築が進められていた手水舎(ちょうずや)の竣工祭が行われた。関係者ら14人が出席して神事が行われ、新時代の手水舎の完成を祝った。

 

 同神社は1869(明治2)年創建。老朽化した手水舎の移転改築は創建150周年記念事業の一環。2019年9月に着工した。氏子らから浄財を募り、総事業費は約1千万円。

 

 新しい手水舎は、旧手水舎から拝殿前の参道を挟み、授与所向かい側の駐車場敷地内に整備された。鉄筋コンクリート造りで、柱や壁は特殊なハンマーでたたいた石造り風の仕上がり。多目的トイレなど2基を併設した。

 

 自動給水式を採用して柄杓や受鉢をなくし、衛生面や節水に配慮した。黒木宮司は「全国でも珍しく、新しい令和の時代にふさわしい未来志向の手水舎になった。参拝する人に気持ちよく利用してもらいたい」と話した。