持続可能な発展探る 大学生が奄美大島などで実習 大正大学「くろしおコンソーシアム」

学生8人に委嘱状を交付した受け入れ式=20日、奄美市役所

学生8人に委嘱状を交付した受け入れ式=20日、奄美市役所

  産官学連携で地域活性化策を探る学校法人大正大学(本部・東京都豊島区)の「くろしおコンソーシアム」実習活動に伴い、大正大学の学生8人が19日、奄美大島入りした。実習テーマは「奄美の自然環境と世界遺産」。学生らは奄美大島や沖永良部島で地域住民との触れ合いや自然体験、環境保全活動の視察などを行う。地域の魅力や課題を抽出し、奄美大島の持続可能な発展のあり方について調査、研究する。実習は10月30日まで。

 

 「くろしおコンソーシアム」は大正大学地域構想研究所が主宰する広域の地域自治体連携。太平洋沿岸の自治体が情報交換や人材交流で首都圏と連携し、産業活性化や地方創生につなげる。

 

 大学生による実習活動は本年度、国内13地域で実施。奄美での実習は2年目で、奄美市役所で20日に受け入れ式があった。

 

 東美佐夫副市長が8人に実習生の委嘱状を交付し「奄美の民俗、自然、歴史などを体験して、大学で学んだ知識に磨きをかけてほしい」と激励した。

 

 奄美実習は地域創生学部1年生が対象。リーダーを務める長塚灯さん(18)は「目で見て、肌で感じることで奄美の現状を深く学びたい。地元の人の地域資源再発見につながるような成果を目指す」と話した。

 

 学生は期間中、調査研究したことを基に、観光ポスターや地域資源マップなどを作成する。10月29日に奄美市名瀬で成果報告会を開く予定。