支援チーム 28日発足へ 奄美大島介護事業所協

★介護サービス提供支援チーム図 在宅介護サービス事業者で組織する奄美大島介護事業所協議会(盛谷一郎会長、38法人)は28日、同協議会が中心となり新型コロナウイルスの感染拡大時にもサービスを維持するための「介護サービス提供継続支援チーム」を発足させる。利用者、従業者の安全確保を基本方針に、各事業所や関係団体、行政と連携し、適切なサービスを提供していく体制を整える。

 支援チームは協議会の関係者ら10人前後で構成。奄美大島5市町村が作成した「奄美大島コロナ警戒レベル」(5段階)ごとに活動内容を設定している。

 感染確認前の1~3レベルでは▽研修・広報▽支援対象者の予測▽感染防止備品の確保▽支援人員体制の確保▽情報収集・共有│などを実施して備える。感染確認から拡大の4~5レベルでは、情報共有を図りながら、介護支援専門員へのサポートや介護事業所への人員・備品などの支援を実行に移す。支援対象者に対し収束、回復期のケアも継続的に行っていく。人員支援は施設・事業所間で派遣協定を結んで対応する。

 同協議会の勝村克彦副会長は「地域単位でこのような支援チームができるのは全国的にも珍しいと思う。感染が発生すると一事業所だけでは対応は難しい。行政だけに任せず、自分たちで体制を整えようと協議を重ねてきた。適切な情報を共有し、コロナを過剰に恐れず、いざという時の準備をしていきたい」と話した。

 チームの発足は14日にあった理事会で承認済み。奄美市名瀬で28日に実施する研修を兼ねた説明会で正式に発足が決まる見通し。