新たな産業創出の拠点に 新施設「エラブココ」完成祝う 沖永良部島

新施設の完成を祝い、イベント広場で開かれた祝賀会=11日、知名町屋者

新施設の完成を祝い、イベント広場で開かれた祝賀会=11日、知名町屋者

 知名町が旧下平川保育所を改修し、整備したおきのえらぶ島産業クラスター創出拠点施設の記念式典と祝賀会が11日、同所であった。公募していた新施設の名称は「エラブココ」に決定し、この日に公表。知名、和泊両町の職員や観光協会、施工業者ら関係者約60人が出席し、島の観光振興や新たな産業創出の拠点となる施設の完成を祝った。

 

 建物はコンクリート造り平屋。今年3月に完成し、4月からおきのえらぶ島観光協会が指定管理している。

 

 同協会事務所に加え▽観光のワンストップ窓口や物産品販売を行う観光案内所▽地域住民や観光客が交流できるコミュニティカフェとコワーキングスペース▽新規事業者に貸し出すシェアオフィス▽セミナーや講演、通信制のサテライトカレッジの授業など多目的に使える会議室―がある。

 

 式典であいさつした今井力夫町長は①インターネットを活用した島外とつながるコミュニケーションの仕組みづくり②地域観光資源の魅力を伝えるための情報発信③ICTを活用した業務の効率化―など新施設の役割を説明。「三人寄れば文殊の知恵と言う。施設を中心に人やモノがつながり、新しいことを生み出す拠点にしたい」とも述べた。

 

 テープカットや施工業者への表彰の後、屋外のイベント広場で祝賀会があり、バンド演奏などの余興で盛り上がった。