新与論発電所に発電施設増設へ 九州電力

増設する4号機の本館建設地=19日、与論町の新与論発電所

増設する4号機の本館建設地=19日、与論町の新与論発電所

  九州電力㈱(本社・福岡市、池辺和弘社長)は18日、与論町立長の新与論発電所4号機の増設工事を開始した。島内の電力の安定供給が目的。来年6月の運用開始を目指しており、新発電機(1100キロワット)を加えた同発電所の総出力は6700キロワットとなる。

 

 与論島には与論発電所(6機計2210キロワット)と新与論発電所(3機計5600キロワット)の2カ所があり、合わせて9機の発電機で島内全域の電力需要を賄っている。

 

 与論発電所の6機は運用開始から、すでに44~54年が経過。新与論発電所4号機の増設は老朽化した発電機の将来的な稼働停止を見据えた。4号機はディーゼルエンジンによる内燃力発電。他と同様、重油を燃料に発電する。

 

 建設場所は新与論発電所の敷地内。近く本館建築工事に着手し、来年2月に機械設備の据え付け、5月の試運転を経て6月に運用を始める。

 

 九州電力は「今後も地域の皆さんや関係機関の協力を得ながら、工事の安全と環境保全に努めていきたい」としている。