新型コロナ 濃厚接触者12人の陰性判明

県の防災ヘリに沖永良部島内の濃厚接触者の検体を運び込む保健所職員(右)=2日午後1時20分ごろ、和泊町の沖永良部空港

県の防災ヘリに沖永良部島内の濃厚接触者の検体を運び込む保健所職員(右)=2日午後1時20分ごろ、和泊町の沖永良部空港

 新型コロナウイルスへの感染が確認された和泊町の20代男性の濃厚接触者について、県は2日、19人に上ることが判明し、うち島に住む10人と鹿児島市在住の2人はPCR検査の結果、陰性だったと発表した。3日にも島内在住の残り5人の検査を行う予定。大阪府在住の友人と福岡県在住の親族はそれぞれ所在地の府県で検査が実施されるとした。

 

 三反園訓知事と県の担当者によると、1日夜に男性の感染が報道された後、男性が立ち寄ったとする情報や問い合わせが複数寄せられ、男性に確認したところ、当初7人とみられていた濃厚接触者はさらに12人いることが分かった。追加された12人の濃厚接触者はいずれも島内で3月25日から29日にかけて男性と接触していた。性別の内訳は男性5人と女性7人で、年齢は10代から40代。

 

 陰性だったことが分かったのは、2日までに検体を採取した沖永良部島在住の10人(うち親族3人)と鹿児島市に滞在中の親族2人。県は2日、島内在住10人から採取した検体を沖永良部空港からヘリコプターを使って鹿児島市に運んだ。

 

 県は沖永良部島内で感染者が多数確認された場合は、島外の感染症指定医療機関などへの搬送を含めて対応していく方針。

 

 三反園知事は「特に感染拡大地域から帰ってきた人や、倦怠(けんたい)感や発熱がある場合は自宅で待機するなど慎重な行動を取ってほしい」と重ねて要請した。