新成人 大島紬ストーリー②

◆奄美市住用町

華やかでかわいい柄
=小野胡桃さん
新成人紬(住用)150103 大阪でエステティシャンを目指す小野さんは、大輪の花のグラデーションが印象的な紬で出席しました。小さなころからファッションショーなどでモデルを務め、その都度、紬を作ってもらうことがあった小野さん。数ある紬の中から、叔母も着たこの柄を選んだ理由は「華やかでかわいかったので」。ゴールドを基調とした帯や小物を選び、成人式前日には髪の毛の一部も同色に。将来は「島でエステのお店を開きたい」と話しました。

 

 

 

 

 

 

◆瀬戸内町◆

基調は白柄でアクセント
=田井つゞみさん=
新成人紬(瀬戸内)150104 成人式では大島紬を着たいと考えていたという田井さん。借りた紬は白を基調としたストライプ地に、袖や裾の部分に龍郷柄をあしらったデザインを選びました。「白い大島紬は珍しいと聞いた。自分が知っている紬とはまた違って綺麗。一生の思い出に、この紬を着られて良かった」と笑顔でポーズをとってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大和村

祖母仕立てを華やかに
=盛山稚葉さん
(大和村の盛山さん) 鹿児島市の短期大学に通う盛山稚葉さんは、祖母が母や自分のために20数年前に仕立てた大島紬で出席しました。シックになり過ぎないよう、髪を編んで花の形にし、全体のコーディネートで華やかさをアップ。初めて着る大島紬に「紬を着ている人が少なかったので目立つかな」とにっこり。4月から同市で保育士として働く盛山さんは「元気で笑顔を絶やさない人になりたい」と目を輝かせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

奄美市名瀬

小物使いで今風に  
=安原匠さん
成人式紬っちゅ(名瀬男)150105 大島紬のはかまを着た男子が多い中、帽子やマフラーなどの小物使いで目を引いた安原さん。「大島紬は着にくいイメージがあったので、今風にしたかった」とコーディネートのポイントを語ります。4人きょうだいの3番目で、兄が成人式で着た紬を引き継ぎました。「島の伝統を感じられて、着心地も良い。弟にも成人式で着てほしい」と話していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り袖に 新鮮な気持ち=森本美祝子さん
母の手織り 安心する =和田美奈子さん
母の思い出の一着  =太月星奈さん
成人式紬っちゅ(名瀬女)150105 森本美祝子さん=写真左=は紬の振り袖、和田美奈子さん=同中央=は母の手織り、太月星奈さん=同右=は母の思い出の紬に袖を通しました。「紬ファッションショーを見たり、着付け体験などに参加して紬に興味を持ちました。紬の振り袖は珍しいようで、着ていてとても新鮮な気持ちです」(森本さん)。「巾着も母が作ってくれました。身近な人が織ってくれた紬は安心感があります」(和田さん)。「祖母が織って、母が自分の結婚式で着た一着です。気持ちが引き締まります」(太月さん)