新鮮な海の幸囲む

大人の手ほどきを受け、追い込み漁で取れた魚をさばく児童ら=29日、奄美市名瀬の芦花部海岸

大人の手ほどきを受け、追い込み漁で取れた魚をさばく児童ら=29日、奄美市名瀬の芦花部海岸

 奄美市名瀬芦花部地区の浜下りが29日、地区の海岸であった。住民と出身者など老若男女約100人が参加。伝統の追い込み漁で取れた新鮮な海の幸も囲んで絆を深めた。
 芦花部地区は75世帯150人。3人に2人が65歳以上の高齢者という。浜下りは一時途絶えたが、高齢者の健康づくりと地域の活性化につなげようと芦花部町内会(青木孝光会長)が2012年に復活させた。
 追い込み漁は小型船2隻にベテラン漁師らが乗り込んで周辺海域で行い、海面をたたいたりして魚を追い込んだ。ブダイやオジサン、オヤビッチャなどさまざまな魚が取れ、子どもたちも浜辺でうろこ取りを体験した。
 キハダマグロの刺し身や豚汁も振る舞われ、参加者は料理に舌鼓を打ちながら交流の輪を広げた。梅雨の晴れ間がのぞき、浜辺でスイカ割りも楽しんで一足早く夏気分を味わった。