日本一ゆっくりできる村へ 集落まるごと体験協議会発足 大和村

 大和村集落まるごと体験協議会の設立総会が30日、同村思勝の村防災センターであった。地域住民や観光事業者、行政関係者ら約30人が出席し、村内の集落が一体となった観光受け入れ体制の充実を推進する。会長には国直集落のNPO法人TAMASUの中村修代表(51)を選出した。

 

観光を活用した地域づくりを目的に設立した大和村集落まるごと協議会=30日、同村防災センター

観光を活用した地域づくりを目的に設立した大和村集落まるごと協議会=30日、同村防災センター

 同協議会は、観光を活用した地域づくりを目的に村や村区長会、観光事業者などで構成。5年後の村観光の将来像に「日本一ゆっくりロングステイできる村」を掲げ、▽村内11集落で農業や漁業、島料理の調理などを体験できるプログラムの開発▽村の観光受け入れ窓口の整備▽村内の宿泊施設の充実化―などに取り組む。

 

 中村会長は総会で「滞在型観光に取り組む地域住民のネットワークと旅行者をつなぐワンストップ窓口となる組織が必要。皆さんと意見交換しながら活動を進めたい」。伊集院幼村長は「村全体の力が結集した。村観光が充実していくことを期待する」とあいさつした。

 

 2019年度は農山漁村で伝統的な生活や地元民との交流などを体験する滞在型旅行・農泊の推進や、観光受け入れのための人材育成などを計画。運営には国の農山漁村振興交付金事業を活用する。