星の園に御下賜金 障がい者福祉に貢献

塩田知事(中央)から御下賜金の伝達を受けた星の園の竪山園長(左)と大里英樹管理責任者(右)=19日、鹿児島市の県庁

塩田知事(中央)から御下賜金の伝達を受けた星の園の竪山園長(左)と大里英樹管理責任者(右)=19日、鹿児島市の県庁

 【鹿児島総局】優良な民間社会福祉施設・団体に天皇陛下から贈られる御下賜金(ごかしきん)の伝達式が19日、鹿児島市の県庁であり、龍郷町の身体障がい者支援施設「星の園」(竪山清一郎園長、入所者70人)が塩田康一知事から伝達を受けた。

 

 御下賜金は23日の天皇誕生日に際し、社会福祉事業奨励のため全国の優良施設・団体に贈られる。今年度は県内から星の園が選ばれた。奄美では7施設目。

 

 星の園は、奄美群島最初の旧身体障がい者更生援護施設として社会福祉法人「愛誠会」(竪山榮三理事長)が1981年に開設。リハビリや介護などを展開し、身体障がい者を取り巻く環境の改善に向けたさまざまな活動が評価された。

 

 塩田知事から御下賜金を受け取った竪山園長は「地域の皆さんやご家族の方々の支援、施設職員の努力のたまもの」と感謝。同施設では20代から80代まで幅広い年代の入所者が共同生活を送っており「御下賜金拝受の話を聞き、涙を流して喜ぶ年配の入所者もいた。今後も入所者らが安心して利用できる施設運営に取り組む」と話した。

 

 塩田知事は「地域との積極的な交流を続け、すべての人々が障がいの有無にかかわらず互いを尊重する社会福祉の推進のため力を尽くしてほしい」と激励した。