暮れゆく2018年 追い風受け、平成から新時代へ 

奄美市名瀬おがみ山公園から望む市街地

奄美市名瀬おがみ山公園から望む市街地

 2018年は奄美群島の日本復帰65周年。「追い風」を実感した1年だった。想定外の世界自然遺産登録の推薦見送りから一転して再推薦が決まった。スカイマークの就航をはじめ航路が充実。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」は奄美の近代史にもスポットを当て、話題を呼んだ。

 

 半面、年明け早々に奄美市笠利町で大火が発生したほか、9月末に奄美を直撃した台風24号は家屋や農作物に甚大な被害をもたらした。国内に目を向ければ北海道地震や西日本豪雨など、今年の漢字「災」を思い浮かべる出来事が少なくない。

 

 年の瀬に奄美市名瀬のおがみ山公園に登った。復帰記念広場から暮れゆく市街地を眺めた。変わりゆく街並みは「平成」から新しい時代への移行を表しているようだ。歴史を継承しつつ時代を開きたい。新しい年が島々にとって「幸」「福」を感じられるようにと願う。