本年度は受講者23人で開講 あまみ創業塾が

創業に関する知識などを学んだ「あまみ創業塾」の初日講義=10日、奄美市産業支援センター

創業に関する知識などを学んだ「あまみ創業塾」の初日講義=10日、奄美市産業支援センター

 創業に関する知識などをレクチャーし創業希望者を支援する「あまみ創業塾」(奄美市など主催)が10日、奄美市名瀬の市産業支援センターで始まった。創業などを検討している23人が受講し、創業前のチェックポイントや計画立案の手法などを学んだ。

 

 「あまみ創業塾」は、奄美市が2014年施行の産業競争力強化法に基づき策定した「創業支援事業計画」の一環。奄美大島商工会議所、あまみ商工会、奄美群島振興開発基金と連携して7月から11月にかけ、経営・財務・人材育成・販路拡大に関する講座を行う。受講者には融資などで便宜が図られる特典がある。

 

 経営に関する初回講義は今月12日までで、講師は合同会社グローカルサポート(鹿児島市)代表社員の川野義美さん。10日は「これだけは知っておきたい創業の基礎知識」と題し、創業前のチェックや創業計画書、経営計画書作成の基本を指導した。

 

 川野さんは創業前のチェックポイントとして①創業動機の明確化②事業継続の自信③売上高や利益などの予測④資金の準備―など10項目を列挙。「人と異なる独創性を。人脈なども必要で、仕入れや販促などに役立つ」などと説明した。

 

 売上高や利益予測については「利益は少なく、支出は多めに見積もることが必要。同業他社の実績など、裏付けのある数字に基づいた検討を」とアドバイス。自己資金が少ない場合には、返済不要な補助金の活用なども助言した。

 

 3日間の講義では、マーケティングの基礎知識を学ぶカリキュラムも組まれている。受講者は講師の話に熱心に耳を傾けていた。