民泊開業者が事例発表 沖永良部島

 農家民泊開業者発表会180130沖 【沖永良部総局】おきのえらぶ島観光協会主催の島内民泊開業者による事例発表会が28日夜、知名町商工会館であった。新たに民泊営業を考えている人や観光業、行政関係者ら約20人が参加。すでに島内で開業している民泊の事業者を囲み、実際に民泊をやってみた感想や良かった点、リスクなどについて話を聞いた。

 

 島内の宿泊施設の確保や、「島の暮らしの商品化」を図る観点からも注目が集まる民泊。事例発表会は事業者の生の声を、新たに民泊経営を検討している人の参考に役立てたり、観光施策に生かす目的で開催された。

 

 発表者は農家民泊「菜の花」(知名町徳時)の宮西ケイ子さんと、島民泊「あ~みちゃ」(和泊町大城)の吉成泰恵子さん。スライドを使って民泊に利用している自宅や宿泊者との交流の様子なども紹介しつつ、出席者からの質問に答える形で仕事内容などを説明した。

 

 宮西さんは観光協会のホームページに営業内容を掲載してもらってから問い合わせが増え、昨年7月から半年間で延べ60人の宿泊者を受け入れたとし、「私は沖永良部島が大好きで、その魅力を旅行者に伝え、皆さんにも島を好きになってもらいたくて頑張っている」と民泊経営の思いも語った。

 

 吉成さんは必要な許可の取得や、今年6月から施行される民泊新法など自身で勉強したことを分かりやすく紹介。「ライフスタイルや他の仕事との兼ね合いに応じ、自分のペースで開業できるのも民泊の良さ」と魅力を語った。半面、もしも事故や事件があった場合は自分たちで対処する必要があることなどを指摘し、「危機管理意識と『おもてなしの心』を持つことが重要」とも話した。