水難救助にも威力 与論の消防車両更新

水難救助にも威力 与論の消防車両更新

水難救助にも威力 与論の消防車両更新

 沖永良部与論地区広域事務組合消防署与論分遣所(本哲文所長、署員13人)は27日、消防車両を更新した。奄美群島では初となる水難救助用の遠隔操作無人レスキューブイを装備しているのが特徴で、2月上旬から供用開始する予定。

 

 与論分遣所によると、車両は総重量11㌧未満で、積載水量900㍑。狭い道路での機関員の活動スペースを確保するため、車両の背面に消防ポンプ操作部を配置した。購入費は8840万円。

 

 新たに導入した無人レスキューブイは、大型のビート板のような形状で、半径500㍍の範囲で遠隔操作が可能。要救助者1人がつかまっても時速15㌔で水上を移動できる。

 

 28日に無人レスキューブイを使った海上訓練を実施した与論分遣所の川口剛久消防士長(41)は「操作しやすく安定した海上移動も確認できた。岩場の多い与論島沿岸で小人数での救助活動ができるようになるだろう」と期待を寄せた。

 

【写真】水難救助用無人レスキューブイ(手前)も装備した与論分遣所の新たな消防車両=28日、与論町