沖永良部でも漂着油回収作業着手

手作業で漂着油の回収を行う県職員ら=11日、和泊町の畦布ワンジョビーチ

手作業で漂着油の回収を行う県職員ら=11日、和泊町の畦布ワンジョビーチ

 奄美群島各地の海岸で黒い漂着油が確認されている問題で、沖永良部島でも11日、県沖永良部事務所や和泊町職員ら有志によるボランティアでの油の回収作業が始まった。試験的な意味を込め、行政職員のみで実施。今後の対応については今回の作業を踏まえ、検討していく。

 

 約70人が参加。島内で特に油の漂着が目立つ和泊町の西原と畦布ワンジョの2海岸(いずれも島北西部)に分かれて作業をした。参加者は足元をビニール袋で保護し、回収はトングや手袋を使用し手作業で行った。1時間半の作業で約60㌔の油を回収した。町内で一時保管するという。

 

 島内では西原、ワンジョを含め9日までに8カ所の海岸で油の漂着が確認されている。県沖永良部事務所の担当者は「奄美大島などと比べると少量だが、今後どれほどの量の油が漂着するかは分からない。民間への協力要請も含め今後の対応については、関係機関と連携しながら検討していく」としている。