海を守る会が清掃作業 国立公園美化に貢献 瀬戸内町のホノホシ海岸

漂着ごみを回収するダイビング事業者=25日、瀬戸内町蘇刈のホノホシ海岸

漂着ごみを回収するダイビング事業者=25日、瀬戸内町蘇刈のホノホシ海岸

  環境省と地元ダイビング事業者でつくる「瀬戸内町海を守る会」(祝隆之会長)は25日、瀬戸内町蘇刈のホノホシ海岸などで清掃作業を行った。会員ら約20人が参加し、2トントラック3台分の漂着ごみを回収した。26日も作業を行う。

 

 ホノホシ海岸は奄美大島の南端で太平洋に面し、荒波にもまれた玉石が一面に広がる景勝地。多くの観光客が訪れる人気スポットとして知られる。奄美群島国立公園の第2種特別地域。

 

 清掃作業は、国立公園内の美化や景観の保全を目的に、環境省が民間団体を活用して行う海域適正管理強化事業(マリンワーカー事業)の一環。隣接する同町のヤドリ浜と2カ所で作業を行った。

 

 参加者らは海岸周辺で発砲スチロールや漁具、ペットボトルなどのごみの回収に汗を流した。祝会長(30)は「ごみは少ないように見えたが、岩場やアダン林の中などに相当の量がたまっていた。ラベルを見ると海外製品が多い。きれいになると、観光客の満足度も上がると思う」と話した。

 

 奄美群島国立公園管理事務所の早瀬穂奈実国立公園管理官は「きれいな海とウミガメなどの生き物の保護につなげたい。ダイビング事業者と連携した海岸の清掃作業は初めての試み。今後も継続したい」と述べた。