海洋体験の充実期待 海洋センター艇庫リニューアル 天城町

テープカットを行い艇庫リニューアルを祝う関係者ら(上)と完成した艇庫=29日、天城町与名間

テープカットを行い艇庫リニューアルを祝う関係者ら(上)と完成した艇庫=29日、天城町与名間

 天城町B&G海洋センターの艇庫改修完了に伴うリニューアル式典が29日、同町与名間の同施設であった。町の関係者や地域住民など約80人が出席して完成を祝い、施設の利用促進と海洋体験の充実に期待を寄せた。

 

 海洋センターは屋根付きプールと体育館、艇庫などを備えた施設として、公益財団法人ブルーシー・アンドグリーンランド財団(B&G財団、東京都港区)が1987年に整備。90年に同財団から町に無償譲渡された。

 

B&G海洋センター180429徳 艇庫の改修工事は整備から30年が経過して老朽化が進んだため、町が同財団の助成を受けて2017年度に実施した。町は同様に助成を受け、15年度はプール、16年度は体育館を改修していた。

 

 17年度分の総事業費はカヌーや手漕ぎボートなど備品購入を含め6558万円(うち助成金3千万円)。1階に多目的スペースやトイレ、2階に多目的スペースとウッドデッキを新設し、今年2月末に完成した。

 

 式典で大久幸助町長は「奄美群島の中でも最高の海のレジャースポットになる。多くの人が海で楽しんでいただければ」とあいさつ。同財団の菅原悟志理事長に感謝状を贈呈し、関係者らがテープカットをして完成を祝った。

 

 式典後はNPO法人沖縄ウオーターパトロールの音野太志さんが講演し、親子を対象としたマリンレジャー体験会もあった。

 

 町や財団などは本年度から、艇庫を活用したモデル事業として、▽海洋レクリエーション体験▽海塾の開講▽子育て基地プログラムの実施▽宿泊パック・パッケージツアーの開催―などを展開する。