漂着油、ドラム缶28本分 住民ら約80人が除去作業 龍郷町の3海岸

手作業で漂着油の回収を行う参加者=14日、龍郷町嘉渡

手作業で漂着油の回収を行う参加者=14日、龍郷町嘉渡

 奄美群島各地の海岸で黒い漂着油が確認されている問題で、龍郷町は14日、町内3カ所の海岸で油の除去作業を行った。町の職員とボランティアの地域住民ら約80人が参加し、ドラム缶28本分の油を回収した。今後も漂着状況を確認しながら作業を継続する。

 

 同町では14日までに東シナ海沿岸や笠利湾内、太平洋沿岸など町内全域の計10カ所で油の漂着が確認されている。職員らが8日に秋名で試験的に回収作業を行い、14日は住民らの協力を得て秋名、嘉渡、円の海岸で作業を実施した。

 

 参加者は足元をビニール袋で保護し、熊手や手袋を使って約3時間、油の塊や油の付着した流木や漁具などを回収した。油はそれぞれの海岸で一時保管する。

 

 町の担当者は「回収後も漂着状況の確認を続ける。長期戦になると思うので、ボランティアを募るなど方法を検討したい」としている。