瀬戸内町で子ども食堂 善意集まり無料弁当

ボランティアスタッフから弁当を受け取る児童ら=17日、瀬戸内町古仁屋

ボランティアスタッフから弁当を受け取る児童ら=17日、瀬戸内町古仁屋

 瀬戸内町古仁屋の子ども食堂「こどもたぬき食堂」(屋崎聡子代表)は17日、町内の有志から食材や費用の提供を受け、子どもたちに65食分の弁当を無料で配布した。屋崎代表は「みんな大変な時期だからこそ、少しでも子どもたちや子育て中の親を支援できたら」と話していた。

 

 屋崎代表らは、地域の子どもらに安価で食事を提供する子ども食堂を2018年4月から月1回のペースで開催していたが、新型コロナウイルスなどの影響で今年3月から休止している。今回は特別に手作り弁当を無料で提供しようとSNS(会員制交流サイト)などで協力を呼び掛けたところ、賛同者から費用や食材の提供があり、無料配布が実現した。

 

 この日のメニューはシイラのフライにアオサ入り卵焼きなど4品。地元企業からサイダーとアイスクリームの無償提供もあった。ボランティア約10人が調理作業などに協力。会場の丸屋レストランには昼前から多くの親子連れが訪れ、午後2時までに用意した65食分すべてを配布した。

 

 食材を提供した安倍美穂さん(45)は「私も保育所で調理を担当をしていたので、子どもたちのためにと考えて行動した。今後も一緒に取り組みたい」と話していた。

 

 屋崎代表は「今後は安価な料金で子どもたちに弁当を提供していきたい」と話していた。