瀬戸内町で油ぞうめんづくりに挑戦   奄美の伝統料理講習会

講師のアドバイスを受けて油ぞうめんの調理に取り組む参加者ら=31日、瀬戸内町古仁屋

講師のアドバイスを受けて油ぞうめんの調理に取り組む参加者ら=31日、瀬戸内町古仁屋

 大島地域かごしまの〝食〟交流推進協議会などが主催する奄美の伝統料理講習会が31日、瀬戸内町きゅら島交流館であった。町内の小学生と保護者ら16人が参加。奄美の代表的な郷土料理「油ぞうめん」など地場産野菜をふんだんに使った3品に挑戦した。

 

 講習会は、県が2015年度に制定した「かごしまの味」を普及、継承する「しまま~さんもん応援団」の活動の一環。17年度に始まり2年目。各市町村を巡回して奄美から選ばれた「かごしまの味」10品目の実習を行い、地産地消と地場産野菜の利用促進も呼び掛ける。

 

 講習会で参加者らは嘉鉄、阿鉄、久根津の町内3カ所の直売所を見学。瀬戸内町生活研究グループ連絡協議会のメンバーを講師に調理実習があり、直売所から仕入れた旬の野菜を使って油ぞうめんとカボチャ餅、しぶり(トウガン)の酢の物の調理に取り組んだ。

 

 生活研究グループ連絡協議会の数原菊美会長は「地産地消のお手伝いをしてもらえれば、作る人の励みになり、皆さんも健康になる。頑張って島料理を継承していこう」と呼び掛けた。

 

 姉妹で参加した古仁屋小学校5年の碩紅芭さん(10)は油ぞうめん作りを体験。「直売所には野菜がたくさんあってびっくりした。料理は難しかったけどおいしくできた。家でも作りたい」と話した。

 

 本年度は龍郷町(11月)、大和村(12月)で講習会を開くほか、「鶏飯」をテーマにした講演会も予定している。