瀬戸内町で魚料理教室 親子7組、学びながら交流

 久野さん(左)の包丁さばきに見入る参加者=29日、瀬戸内町

久野さん(左)の包丁さばきに見入る参加者=29日、瀬戸内町

 瀬戸内町の任意団体ティダアンマ(山本美帆代表)が開く子育て支援の場「はぶばぶ」は29日、瀬戸内町阿木名のコミュニティースペース「HUB a nice d!(ハブアナイスディ!)」であった。3回目となる今回は地元漁師を招き、午前と午後の2回に分けて魚の料理教室を開催。同町と宇検村から未就学児の子どもと親計7組が参加し、魚料理の基本を学びながら交流を深めた。

 

 「赤ちゃんと一緒に行ける場がほしい」「地域の人とつながりたい」など育児中の母親たちの声を受けて6月に開講した。月1回ペースで来年2月まで開催予定で、会場では同団体副代表で助産師の久野真澄さんが常駐し、育児相談や母乳ケアなどに対応している。

 

 料理教室の講師は久野弘仁さん(63)が務めた。久野さんはコロダイのみそ汁、カンパチを使ったダイコンの煮物やカルパッチョの作り方を紹介。実技を交え、刺し身の切り方や魚料理の離乳食への応用方法などについても助言し、「若い世代が家庭で魚を料理し、食べることが少なくなっている。教室を通して魚に少しでも興味を持ってほしい」と思いを話した。

 

 参加した佐藤美菜子さん(35)=瀬戸内町=は「小さい子どもが2人いて、家だと集中して料理ができないが、ここでは子どもたちを遊ばせながら勉強できる。他の母親たちとわいわいしていると楽しいし、自分の気分転換にも。夫婦で参加し、一緒に内容を共有できるのもいい」と満足していた。