災害に備え、炊き出し訓練=喜界町荒木集落

幼児から高齢者まで多くの人が参加した炊き出し訓練=15日、荒木サロン

幼児から高齢者まで多くの人が参加した炊き出し訓練=15日、荒木サロン

 喜界町荒木集落(吉見照政区長)は15日、防災炊き出し訓練を実施した。幼稚園児から高齢者まで66人が参加。災害が発生時を想定し、非常食の炊き出しを体験、災害時の対応についての講話を聞いた。参加者は地域住民の役割を確認するとともに、防災意識を高めた。

 

 荒木集落は230世帯470人。荒木小学校・荒木幼稚園が閉校・閉園して6年がたち、住民の交流の場が少なくなっているという。世代を超えて触れ合う機会をつくること、防災意識を高めることを目的に、民生委員が中心となって防災訓練を企画した。

 

 訓練は荒木幼稚園の跡地「荒木サロン」で行われた。喜界町社会福祉協議会の指導を受けながら、非常時用の包装食袋でご飯を炊く訓練を実施。その後、災害発生時に必要なものについてクイズを出題し、小中学生らが元気に答えていた。区長や消防団、警察署員は避難経路の確認も行った。

 

 訓練後は炊き上がったご飯を試食。「簡単にできておいしい」と好評だった。民生委員の作井とも子さん(60)は「多くの人の協力により防災意識が高まったと思う。お互いに助け合える地域づくりのきっかけになれば」と述べた。