焼損家屋解体とがれき撤去へ  龍郷町中勝

焼損家屋解体とがれきの撤去が始まった火災現場=21日、龍郷町中勝

焼損家屋解体とがれきの撤去が始まった火災現場=21日、龍郷町中勝

 龍郷町中勝で7日に発生した火災から2週間たった21日、現場の焼損家屋解体とがれきの撤去が始まった。同町建友会(中村伝一会長、21社)らが22日まで重機で作業する見込み。日曜日の23日には集落住民が現場の片付けを行う。

 

 火災は7日未明に発生し、住家など9棟(約510平方㍍)を全半焼した。町側は「大規模災害時における対策に関する協定」に基づいて同町建友会に作業を要請していた。

 

 この日の作業には建友会員21社、非会員2社から30余人が参加。重機などを用いて焼損家屋を解体し、可燃物と不燃物に分別した後、鉄製資材など不燃物を奄美市のリサイクル業者に搬入した。

 

 木材など可燃物は22日以降、同市の最終処分場に運び込む。現場では文化清掃社(奄美市名瀬、吉田茂社長)による、浄化槽内の抜き取りも行われている。

 

 作業前、中勝集落の中田留弘区長(59)は建友会員らに「災害復旧にご助力いただきありがたい。けがのないよう気を付けて」と感謝。町生活環境課の岡江敏幸課長(55)も「建友会の協力で復旧が大きく進む」と伝えた。

 

 中村会長(57)は「忙しい年末時期ではあるが、被災者はもっと大変な生活を強いられている。多くの支えが必要ということで、会員も快く受け入れてくれた。できる限り協力したい」と話した。