牧園さん夫妻、天城町防災センターで初の結婚式

防災センターで初めて開かれた結婚式(上)とケーキ入刀で笑顔を見せる大悟さん、里美さん(写真左から)=5日、天城町防災センター

防災センターで初めて開かれた結婚式(上)とケーキ入刀で笑顔を見せる大悟さん、里美さん(写真左から)=5日、天城町防災センター

 天城町が総合防災拠点施設整備事業で建設し、2016年12月に運用開始した防災センターで5日夜、町内在住のカップルが結婚式を挙げた。今回、式場として初めてのセンター利用。町側は「これまでは隣町で結婚式をやっていた。これからも多くの人に結婚式など慶事で使ってほしい」としている。


 防災センターで結婚式を挙げたのは、同町浅間在住の牧園大悟さん(29)と里美さん(29)。センターを管理する町側に利用を申請し、友人らの協力も得て実現した。


 大悟さんの同級生らが実行委員会を組織して開いた結婚式と披露宴には、町の関係者も含めて約190人が出席。大久町長は式辞で「防災センターが結婚式で使われるのは喜ばしいこと。素晴らしい家庭をつくってほしい」と述べ、2人を激励。民間の積極的なセンター利用を歓迎するとともに、2人の幸せを祈った。


 両親も防災センターの前身である町中央公民館で結婚式を挙げたという大悟さんは「両親と同じように、今後の生活を支えていただく地元の人々に祝福され、公共施設で式を挙げることができ、感慨深い」と喜んだ。


 防災センターは町中央公民館の老朽化に伴って整備された。同町の大久幸助町長は運用開始に伴う安全祈願祭で「公民館講座や講演会、結婚式に使ってもらいたい」と述べていた。平時は生涯学習の拠点の役割を担い、隣接地に整備された医療、保健センターとの一体運用で町民生活の向上を図っている。