特攻艇格納壕を初確認/加計呂麻民泊協

初確認の格納壕を調査するメンバー=8日、瀬戸内町三浦(町立図書館・郷土館提供)

初確認の格納壕を調査するメンバー=8日、瀬戸内町三浦(町立図書館・郷土館提供)

 瀬戸内町加計呂麻島の戦跡調査を行っている加計呂麻島民泊協議会(岩橋弘明会長、会員26軒・人)は8日、同町三浦で海軍第17震洋隊の特攻艇「震洋」の格納壕(ごう)4基を初確認した。同部隊の格納壕は2000年に町文化財保護審議会が発見した仲田浦側の壕と合わせ、計10基になった。関係者は「加計呂麻島では呑之浦の格納壕や安脚場戦跡が知られるが、三浦一帯も戦跡ツアーとして活用できそうだ」と話している。
 第17震洋隊は戦争末期、海軍の特攻隊として三浦に配置された。岬の両側に格納壕が整備されたと伝えられ、00年には東側の仲田浦で6基を発見した。
 今回の現地調査は未確認だった西側の三浦周辺が対象。民泊PRのための加計呂麻観光メニュー作成の一環で、総務省の過疎集落等自立再生対策事業を活用した。町内の埋蔵文化財分布調査(文化庁の国宝重要文化財等保存整備事業)を行っている町立図書館・郷土館と合同で10人余りが参加した。