独自にノロ組織を運営

 

焼け残った堀田家文書=徳之島町郷土資料館蔵

焼け残った堀田家文書=徳之島町郷土資料館蔵

 中世から近世にかけて沖縄・奄美で続いた女神官体制(ノロ組織)。徳之島では、薩摩支配後の18世紀までに高位の女神官が執務する「三平所」を独自に設置。藩の統治ルートを得ることなく組織を自立的に運営していたことが、弓削政己氏(奄美郷土研究会)の文書調査で初めて明らかになった。同島では主体的にノロ組織を構築していたことになる。

三平所の跡地と見られる場所=天城町兼久(弓削氏提供)

三平所の跡地と見られる場所=天城町兼久(弓削氏提供)