環境に優しい野菜作り挑戦 5組が種植え付け わどまり一坪チャレンジ農園

野菜の種を植える参加者=21日、和泊町

野菜の種を植える参加者=21日、和泊町

 【沖永良部総局】野菜作りを体験できる「わどまり一坪チャレンジ農園」の植え付けが21日、和泊町の同農園であった。環境に配慮した農業を推進する町地域環境保全型農業推進委員会が主催。家族連れなど5組14人が参加して野菜の種を植え付け、収穫を楽しみにしていた。

 

 同委員会は2020年9月から、自身の畑やプランターで除草剤や化学肥料、化学合成農薬を使わない、量を減らすなど、基準に基づいて作物を栽培する家庭を募集。3段階で評価し、安全安心な野菜作りの意欲向上を図る「わどまり一坪農園モデル事業」に取り組んでいる。一方、町民から野菜作りをやりたくても畑がない、やり方を知らないなどの声もあり、畑を貸して野菜作りに取り組んでもらう同チャレンジ農園を初めて企画した。

 

 委員会メンバーが植え付け方を指導。参加者はチンゲンサイや葉ニンニク、シュンギク、ホウレンソウなど希望する数種類の野菜を植え付けた後、水をかけ、名前などを手書きした看板を設置。約1時間で作業を終えた。

 

 家族5人で参加した永吉彩子さん(39)は「野菜は家のプランターで作ったことはあるが、広い畑で育てるのは初めて。子どもたちにもいい経験になる」と笑顔。娘の美月さん(6)は「楽しかった」と満足した様子だった。

 

 同日以降、参加者はそれぞれで植えた野菜の世話をし、収穫まで行う。収穫まで1~3カ月かかるという。同委員会の伊村達児委員長(52)は「体験を通して、子どもたちには農業をする楽しみと収穫の喜びを感じてほしい」と話した。